「好かれる大人」でありたい。AI時代に残る“人の良さ”について

好かれる大人に関して
Bリーグの行動規範「Five Spirits」にある「好かれる大人」という言葉をきっかけに、AI時代の仕事において大切になる“人の良さ”と利他の精神について考えました。

Bリーグの行動規範「Five Spirits」にある“好かれる大人”

Bリーグの行動規範「Five Spirits」の中に、「好かれる大人」という項目があります。

私は、この言葉がすごく好きです。

シンプルな言葉ですが、とても深い。仕事にも、商売にも、採用にも、経営にも通じる言葉だと思っています。

「好かれる大人」と聞くと、感じの良い人、優しい人、話しやすい人、空気が読める人。そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。

もちろん、それも大切です。

でも、私が思う「好かれる大人」は、もう少し仕事や商売に近いところにあります。

好かれる大人とは、相手が良くなることを先に考えられる人

好かれる大人とは、どういう人なのか。

最近、よく考えます。

私なりに言うと、自分より先に、相手が良くなることを考えられる人だと思っています。

もっと商売っぽく言えば、自分が先に儲かるのではなく、先に相手が儲かることを考えられる人。

これは、きれいごとではありません。

商売において、とても大事な考え方だと思っています。

自分だけが得をする関係は、長く続きません。一方で、相手が良くなることを本気で考える関係は、信頼になります。

信頼が生まれると、紹介が生まれる。紹介が生まれると、ご縁が広がる。ご縁が広がると、仕事も広がる。

結局、商売は人と人の関係でできています。

自分だけ儲かろうとする商売は長続きしない

ありがたいことに、毎日いろいろな情報やご縁をいただきます。新卒やインターンの応募もいただきます。

地方の小さな会社としては、本当にありがたいことです。

自分というより、うちの会社がそこまで嫌われていないのだと思っています(笑)

少し自画自賛ですが。

でも、やっぱり思うのです。

自分だけ儲かろう。
自分が先に得をしよう。
自分たちだけ良ければいい。

そういうスタイルは、長く続かない。

一時的にはうまくいくかもしれません。短期的には利益が出ることもあるかもしれません。

でも、人との関係は続かない。ご縁も広がらない。応援される会社にはならない。

仕事も、商売も、人間関係も、結局は同じです。

先に相手のことを考えられるかどうか。

そこに、その人や会社の本質が出ると思っています。

利他の精神が、いいご縁を生む

利他の精神で動く。
先に相手が良くなることを考える。
先に相手が儲かる状態をつくる。

それが、私の思う「好かれる大人」の正体です。

そして、いいご縁というのは、きっとそこからしか生まれないのだと思います。

仕事で大事なのは、単に商品を売ることではありません。

相手の課題を見つけること。
相手の成果につながる提案をすること。
相手が周囲から評価される状態をつくること。

それができる人は、また声をかけてもらえます。

逆に、自分の売上だけを考えている人は、最初は売れても、次が続きません。

結局、選ばれ続ける人や会社には、どこかに利他の精神があるのだと思います。

AI時代に、頭の良さだけでは差がつきにくくなる

これからAIの時代になって、頭の良さや知識量だけでは、差がつきにくくなると思います。

調べること。
まとめること。
正解らしい答えを出すこと。
文章を整えること。
資料をつくること。

そういうことは、AIがどんどん得意になっていきます。

もちろん、AIを使いこなす力は大切です。

これからの時代、AIを使える人と使えない人では、仕事のスピードも成果も大きく変わると思います。

でも、AIがどれだけ進化しても、簡単には代替できないものがあります。

AIでは代替できない“人の良さ”

AIでは簡単に代替できないもの。

それは、相手を思いやること。
先に相手の得を考えること。
人に信頼されること。
「またこの人と仕事したい」と思ってもらうこと。
困ったときに、ふと思い出してもらえること。

これは、単なる知識や情報処理ではありません。

その人の姿勢であり、人間性であり、日々の積み重ねです。

頭の良さは、AIで補える。
でも、人の良さは、その人自身にしか出せない。

私は、これからの時代ほど、ここが大事になると思っています。

賢い人は増える。情報を持っている人も増える。それっぽい答えを出せる人も増える。

でも、
「あの人に相談したい」
「あの会社にお願いしたい」
「あの人と一緒に仕事をしたい」
と思われるかどうかは、別の話です。

そこには、やっぱり人柄が出ます。利他の精神が出ます。相手を先にモリアゲられるかどうかが出ます。

これからの時代に大切なのは、賢い大人より好かれる大人

これからの時代に大事なのは、賢い大人であること以上に、好かれる大人であることなのかもしれません。

もちろん、誰からも好かれる必要はありません。

全員に好かれようとすると、自分の軸がなくなります。

でも、少なくとも、一緒に仕事をする人。お客様。仲間。地域。未来の社員。関わってくださる方々に対して、誠実でありたい。

自分だけが得をするのではなく、先に相手が良くなることを考えたい。

自分だけがモリアガるのではなく、相手を先にモリアゲられる人でありたい。

そういう人が増える会社は、きっと強い会社になると思っています。

まとめ|相手を先にモリアゲられる大人でありたい

Bリーグの行動規範にある「好かれる大人」という言葉から、いろいろなことを考えました。

仕事は、能力だけでは続かない。
商売は、利益だけでは続かない。
人間関係は、損得だけでは続かない。

長く続く関係には、必ず信頼があります。

そして信頼の根っこには、相手を先に良くしようとする姿勢があるのだと思います。

AI時代だからこそ、人の良さが、最後に残る価値になる。

頭の良さは、AIで補える。
でも、人の良さは、その人自身にしか出せない。

自分だけモリアガる大人ではなく、相手を先にモリアゲられる大人でありたい。

そんな会社でありたいし、そんな人たちと一緒に働きたい。

私は、そう思っています。