組織に広がる2つの「不」

本日、とある経営者の方々と話していて、気づいた事があります。

組織には常に2種類の「不」があるという事を。

一つは「不満」です。

これは、もの足りなく、満足しないこと。を指します。

メンバーに「不満」があればモチベーションが下がったり、離職したりします。

これは一気に噴き出すから分かりやすいです。

もう一つの「不」。

これは「不安」です。

気がかりで落ち着かないこと。

例えば、どういう時にこの「不安」は起きるのでしょうか?

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会社で言えば
・先のvisionが見えない
・人と人(上司部下・同僚)のコミュニケーションが良くない
・TOPが何を考えているのか分からない

など。

組織の病では「不安」の方が見えにくいので
手遅れになりやすいです。

「不安」は漠然と広がるもので、少しづつ組織を、空気を侵食していきます。

「不満」は一気に噴き出すので、実は改革がしやすいのです。

リーダーは「不満」を聞くだけでなく、「不安」を取り除く事もやっていかなければいけませんね。