全ての事に言えますが「なぜスタート時の方がうまくいくのか?」について考えてみました。
起業もそうですね。意外にロケットスタートした会社が数年で失速する。
そんな事例は多数あると思います。
もっと、分かりやすく音楽に例えてみましょう。
多くのアーティストで起こる現象。
それは「デビューアルバム」が一番だという悲しい現実。
曲をつくれば作るほど、どんどん歌は劣化していきます。
おそらくアーティスト本人は進化だと思っていますが、ファンはなんだかな~と思っています。
なぜそうなるんでしょうかね?
私が考えるには「色気」じゃないかと思ってるんです。
ロックバンドがノリのいい曲にあきて、「色気」を出しバラードを歌いだす。
ファンは「いやいやそれ求めてないよ」と。
低価格の飲食店が繁盛してうまくいったら、「色気」を出し、高級店にてシフトする。
私の様なのぼり屋が「色気」を出しインターネット事業やTVやラジオのCMに手を出す。
だいたいこのようにして崩壊するのかな?と思います。
では、色気が出る原因は何でしょうか?
それは「コンプレックス」じゃないかと思います。
ロックバンドが年を重ね、一辺倒のガンガンロックじゃカッコ悪い。だからバラードなど歌い厚みを出そう!
低価格飲食だと、なんかかっこ悪い。だからお金持ち向けに高級店をやりたい。
のぼりだけだとなんか時代遅れでカッコ悪い。TVとかラジオとかも手掛けたい。
そんなコンプレックスが全てダメにしていきます。
やはり自分の生きる場所はそんなに変えれません。
その場所で深く突き詰めて、一点突破するのが一番良いのかもしれませんね。
最近は事業再構築中でそういう事を考えています。