そういえば2020年9月29日ではや16周年です。(今日は9月13日)
よく「16周年おめでとう!」とか言われたりしますが、個人的には「何事も成しえてない」ので恥ずかしい限りだと思っています。なので「おめでとう!」は言わないでください(笑)
ひねくれているわけではありません。もっともっと高いところを見ているのでそうしか思えないのです。
さて、16年を区切りとしていろいろ考えたことがあります。(長文ですがお読みください)
コロナによる環境変化は激しいですが、それ以前の15年間でも相当な環境変化がありました。
スマホの登場や動画の台頭、ECサイト普及などですね。言い出したらキリがありません。
当社の内部も相当変化しています。
営業スタイルは、創業当初は飛込や電話営業一辺でした。今ではWEBマーケティングやらマーケティングオートメーションを使ったデジタルインサイドセールスなどに変わりました。
組織も、以前は個人個人のスキルでやっていましたが、マニュアル化して組織全体で戦っています。
評価制度も出来ました。(これは速攻作る事をおススメしますが気合がないと運用できません。)
しかし、一番変わったのは私が「テキトー経営」から「理念経営」に変わった事ですね。
創業して8年くらいは全く軸がなく迷走していました。
2012年頃に理念の原型を作り、そこから30回以上ブラッシュアップをして今日に至ります。
今では確固たる「企業理念」「Vision」「Mission」「Value」「事業理念」があります。
「企業理念」「Vision」「Mission」「Value」「事業理念」から思考を降ろしていくと、自ずと自社の戦略・組織が明確になります。
【企業理念】(何のためにこの企業は存在しているのか?)
エンドラインと手を取り歩むすべての人達と物心両面でhappyとなる。~7happinessの追求~
理念では、ステークホルダーへ貢献する事が絶対だと宣言しています。
社内では以下のように伝えています。
会社とは、ただの器です。この器を使い「顧客」「社員」「私達の家族」「取引先」「地域社会」「支援者」「エンドライン」のhappyを実現します。7つのステークホルダーを幸せにします。
【Mission】(事業を行う使命)
人があつまる。人をあつめる。縁を線にする。(ENとLINE)
良い人が集まる会社を作り、人を集める売上支援を行います。 頂いたご縁は “点” で終わらせるのではなく “点” と “点” をつなげていくことで “線” とし、ご縁をつなぎあって Happyな輪へと広げていきたい。そんな想いを実現していくことが当社のMissionです。
と宣言しています。人にフォーカスして「良い人材」、ビジネスは「集客支援をする会社」だと伝えています。
【Vision】(私達の目標)
①2026年1月期
少人数×高収益を実現し「誰もが買いたいような会社」にする
※対外的には数値は伏せます
②AIに負けないレスポンス、業界No.1へ挑戦します!
①は勘違いされやすいのですが、バイアウトしたいわけではありません!「誰もが買収したい!」と思える素敵な会社にすることを目標としています。少人数×高収益の素敵な会社です。
②は「お客様にレスポンスよく早く対応しましょうね。」と宣言しています。また「AIに負けない対応と、AI(愛)をもって対応しよう」とも宣言しています。
実務に落とし込むと、「マニュアル化と教育で誰もが同じ対応が出来るようにやりましょう」と伝えています。
愛をもって顧客に接する為に「SFAやMAを使い顧客の行動や感情を拾っていきましょう」と伝えています。
私は社員の内面の精神教育はしません。社内研修でも社外研修でも他人に言われてもピンとこないだろうなと思います。
お客様に感謝され、それを社内で承認する事が一番の内面教育かなと感じています。
ちなみに、感謝され方もいろいろあると思いますが、一番良い感謝は「理念」や「Mission」、後述する「事業理念」で宣言している行動で「ありがとう」をいただく事が一番良いですね。
【Values】(価値基準)
” Teamwork makes the dream work ”
-チームワークで夢を叶える。-
私は個人プレーより組織で戦いたいと思っています。先日ブログに書きましたが、時代に逆行して組織化を目論んでいます。
時代に逆行して内製化にこだわる
コロナ禍でいろいろ考えましたが、やはり
【Mission】(事業を行う使命)
人があつまる。人をあつめる。縁を線にする。(ENとLINE)
に基づき、「人があつまる」会社作りがBESTだと思いました。
【事業理念】(自社のビジネスモデルを表すキャッチコピー)
つたわるメディア、つながる笑顔、広がる元気ネットワーク!!
「安く」「早く」を重視するばかりで、効果のない販促提案を行う会社多くあります。結果、成果が出ないクライアントが少なくありません。
私達は、「安く」「早く」だけではなく、「独自のノウハウ」「エッジの効いたデザイン」「豊富な事例」そして「集客できるWEBサービス」で、クライアントの集客アップに全力で貢献します
その結果、お客様の売上がアップし、「ありがとう!」と「笑顔」をいただけます。それらがつながりご縁が線となり、モリアゲ起点の「元気ネットワーク」を、日本、アジア、世界中に広げます。
と定義しています。
この事業理念が社員にとって一番分かりやすいのかなあと思います。
理念と書いてますが理念ではありません。
事業理念は理念ではなく、ビジネスモデルを簡素化したキャッチコピーです。
「自社が何を差別化としていくか?」を社会課題や顧客ニーズを含み、ストーリー立てて定義しています。
このような理念と、「競合他社の動きや業界の動き」「顧客のニーズやマーケットの動向」など考えていくと結果的に下記の様な戦略になりました。
・モリアゲアドバイザー(エンドライン株式会社)はのぼり屋・横断幕屋ではないと思いっきり否定する事。近い将来販促物を売っていく会社ではない。集客支援の会社となる(既にイメージはあります)
・OMOの会社になる。
・全ての商品は「集客支援」の成果である「集客効果」があるものにする。例えば当社の看板商品である売れている七変化のぼり旗。形が違うという触れ込みですが、形が違うと何がいいのか?そこまでブレイクダウン出来ていません。一つ一つの商品に意味づけとストーリーを作っていきます。
・販売チャネルは原則「オンライン」に絞り
①WEBマーケティング×インサイドセールス(フィールドセールスは優秀な人数名揃える。大手さんや優良客に張り付き)
②ECサイト
のみにします。
・他社が絶対不可能と思っている事を可能にします。例えばデザイン3秒とか可能だと思うんです。AI使えば。出来るかどうか?ではなくどうすれば出来るのか?を考える、他社が出来ない事を考え実行する。
多分このブログ競合他社さんも見ています。
ですが、このような理念と言う軸がありビジネスモデルがあるので、表層でマネされても、あまり気になりません。
最大の差別化は「理念から落とし込まれる戦略の構築スキル」「理念を軸とした崩れない組織」だと思います。
やっているビジネスが「企業理念」「Vision」「Mission」「Value」「事業理念」としっかりあえば、社長自身がモチベーション上がりますよね。
その前に経営者はメタ認知能力と内観力を高め、自分を知る事が大事かなと思います。
「モリアゲアドバイザーがこの世で為すべき事は何か?」明確に見えてきました。サンキューコロナ!
頑張ります。毎度言うが今が一番楽しい!