上半期を終えて|東京営業所開設と3年間の成長戦略

東京営業所開設と3年間の成長戦略について語るエンドライン株式会社の経営ブログ

久々のブログです。

当社は7月末で上半期を終えました。

予算管理を始めてから2年半。
業績は悪くありません。

本来なら、もう少しTOPラインを伸ばしたいところですが……。

過去記事はこちら

2026年上半期の業績と予算管理

上半期の売上は、

予算対比:113.4%

と予算を上回りました。

一方で、粗利益は予算をショートしました。

つまり、売上は伸びたけれど、粗利益率が低下したということです。

そもそも、まだ予算そのものの精度も粗削りなので、多少は仕方ない部分もあります。

ただ、来期は予算を作るだけではなく、

「なぜこの数字なのか?」
「この粗利率で本当にいいのか?」

というところまで、もっと議論する時間が必要だと感じています。

事業領域別の売上予算対比

事業領域別の売上予算対比を見ると、

  • スポーツ:110.2%
  • 不動産:120.2%
  • 店舗:121.5%
  • 採用:88.9%

となりました。

スポーツ、不動産、店舗は予算を上回りましたが、採用事業は思いっきりショートしました。

予想以上に競争が激しく、レッドオーシャン化している市場を読み切れなかったところがあります。

ここは下半期、そして来期に向けて事業の位置づけそのものを見直していきます。

下半期最大のTOPICは「東京営業所開設」

下半期の一番大きなTOPICは東京です。

2026年8月25日(火)、東京に常駐社員を置き、正式に営業所を開設します。

BtoBビジネスは、やはりそのエリアに支店や営業所があることが重要だと考えています。

IT系などは必ずしもそうではないかもしれません。

ただ、当社が扱っているのは、会場装飾や看板、ディスプレイ、ノベルティ、グッズなど、リアルな現場が中心です。

お客様との距離を縮める意味でも、東京に拠点を持つ意味は大きい。

創業して22年目。

ある意味、ここからが大勝負です。

下半期は、改めて東京に重きを置いていきます。

地方企業が成長するには「多角化」か「商圏拡大」か

地方企業の成長戦略として、多角化と商圏拡大を比較した図解

余談ですが、地方で事業を伸ばしていこうとすると、どうしても多角化になりやすいと思っています。

地方には、

ガソリンスタンドもやる。
コンビニもやる。
飲食店もやる。
不動産もやる。

という形で事業を広げ、売上100億円を超えている地元企業がたくさんあります。

人口が減少していく地域だけを商圏にして成長し続けるのであれば、これは非常に合理的です。

一方で、当社は今後、何でもやる方向ではなく、得意な領域を絞っていく方針です。

そう考えると、

東京・大阪・名古屋など、大きな市場へ出ていくことはマスト。

商品を増やして売上を伸ばすのか。
商圏を広げて売上を伸ばすのか。

当社は後者を選びます。

そして、これから3年間は次のようなストーリーを描いています。

エンドラインの3年間のストーリー

⑴21期|整える

21期は、足元を整える年です。全社PLと事業領域別PLの計算を一致させ、各事業領域のターゲット、ベネフィット、差別化、主力パッケージを明確にします。下半期は繁忙期を乗り切りながら、次年度に向けて組織再編に準備を行います。

⑵22期|広げる

22期は、事業領域を4領域から3領域へ再編します。

事業領域は、スポーツ、不動産、店舗の3領域とします。

不動産は、戸建・分譲と賃貸管理の二つのサブ市場に分けて営業戦略を設計します。

採用事業領域は独立させず、合同企業説明会ブース装飾を、LEDやノベルティ等と同様に、各事業領域へ販売する横断商品として管理します。

どの事業領域にも該当しない案件は「その他・選別受注」として管理し、独立した成長事業とは位置づけません。 。

(3)23期|任せる

23期は、各事業領域にPL責任者を置き、責任者がPLを持ち、自分たちで判断・修正できる会社へ移る年です。社長がすべてを決めるのではなく、数字と方針を共通言語にし、各事業領域の責任者が、自律して利益をつくる。次の成長段階へ進むための「企業の型」を完成させます。

事業展開はスポーツを軸に、横展開として、スポンサー獲得支援やセカンドキャリアなど行い、AIにできない製造業のM&Aや海外グッズ取引先等強化します。

9〜10月を乗り切ったら、来期の予算編成へ

9〜10月はスポーツチーム案件のラッシュです。

まずは、この繁忙期をしっかり乗り切る。

それが終われば、すぐに来期の予算編成に入ります。

予算管理を始めて2年半ですが、やればやるほど思います。

どんなに小さい会社でも、予算は必ず策定した方がいい。

予算を作ったから、その通りになるわけではありません。

むしろ、ずれることの方が多い。

でも、

  • なぜ予算とずれたのか?
  • 売上は伸びたのに、なぜ利益が残らなかったのか?
  • どの事業に人とお金を振るのか?

こういう議論ができるようになること自体に意味があります。

感覚だけで経営するのではなく、数字を見ながら次の一手を考える。

まだまだ精度は上げていかなければいけませんが、当社も少しずつそんな会社になってきました。

下半期。

まずは東京。

そして22期に向けて、もう一段会社を変えていきます。